以前のバージョンの iManage Work Desktop for Windows では、.nrlのリンクを送信すると、.nrl の拡張子の付いたドキュメント名のみが表示されていました。送信されたリンクには、ドキュメントの種類、ドキュメントのバージョン、ドキュメント番号などの情報はありませんでした。そのため、同じドキュメントの異なるドキュメントタイプの.nrlリンクを共有した場合、受信者はそれぞれのリンクを選択して、該当するドキュメントタイプを開かなければなりませんでした。

たとえば、Separation Notice Template (AZ).docxSeparation Notice Template (AZ).pdf のリンクを送信した場合、共有される.nrlリンクは、両方のドキュメントタイプに対してSeparation Notice Template (AZ).nrlとなっていました。そのため、Microsoft Word ドキュメントを開くには、受信者は各リンクを選択して Word ドキュメントを開かなければなりませんでした。

しかし、iManage Work Desktop for Windows 10.4.0 以降では .nrl リンクを送信する際に、iwAttachmentFileNameFormatの設定で定義されたフォーマットを使用し、ドキュメントを添付して送信する際に従うフォーマットと同じフォーマットを使用します。つまり .nrl リンクには、.nrl拡張子を持つドキュメント名、ドキュメントバージョン、ドキュメント番号、ドキュメントタイプが表示されます。設定の詳細については、iManage Work Desktop for Windows Customization GuideimWorkOptions.xml セクションを参照してください。

たとえば、Separation Notice Template (AZ).docxSeparation Notice Template (AZ).pdf のリンクを送信すると、ドキュメント名だけではなく、Separate Notice Template (AZ)(67823.2).docx.nrlSeparate Notice Template (AZ)(67825.4).pdf.nrlとして nrl のリンクが送信されるようになります。したがって Word ドキュメントを開くには、受信者は各リンクを選択する必要はなく、Separate Notice Template (AZ)(67823.2).docx.nrlリンクを選択することで、直接ドキュメントを開くことができます。

NOTE:

  • NRL リンクは、次のカスタム日付、時刻、ブール値フィールドを含むようにカスタマイズすることはできません。
    • imProfileCustom21
    • imProfileCustom22

    • imProfileCustom23

    • imProfileCustom24

  • NRLリンクは以下の文字に対応していません: / \ : * " <> | ‘;’,‘\t’,‘#’,‘&’,‘@’,‘,’。ドキュメントに以下の文字が含まれている場合、アンダースコア(_)に置き換えられます。