複数フォルダへアイテムを追加する
ドキュメントまたは電子メールを複数のフォルダで使用する必要がある場合、フォルダに追加オプションを使用して、そのアイテム(ドキュメントまたは電子メール)を必要なフォルダに追加できます。...このオプションは、アイテムを右クリックすると使用可能になります。
NOTE:
この機能にはiManage Work Server 10.3.2以降が必要です。フォルダに追加 オプションはWork Server 10.2以前のユーザーには提供されていません。
- 複数のフォルダに追加するアイテム(ドキュメントまたは電子メール)を選択します。
- 右クリックしてフォルダに追加を選択します。[フォルダに追加]ダイアログボックスが表示されます。
図:右クリックメニューの[フォルダに追加]オプション複数のアイテムを選択する場合、オプションはツールバーで使用できます。
図:ツールバーの[フォルダに追加]
- アイテムの追加を希望するフォルダに移動します。
フォルダーに追加するを選択します進行状況ダイアログボックスが表示されます。
図:同じデータベース内のフォルダにアイテムを追加する場合の進行状況ダイアログ
図:異なるデータベース内のフォルダにフォルダへのアイテムを追加する場合の
進行状況ダイアログフォルダへ移動を選択すると、宛先のフォルダに移動します。NOTE:
- アイテムとフォルダが同じデータベースにある場合、ユーザーは、プロパティパネルの使用場所の下にある展開して場所を表示を選択することにより、目的のフォルダを表示させることができます。
- アイテム(ドキュメントまたは電子メール)とフォルダーが異なるデータベースにある場合、ショートカットが作成され、
で表示されます 。
NOTE:
以前のカスタマイズにより上記の場所でフォルダに追加メニュー項目が使用できない場合、管理者はiManage Control Centerのコンテキストメニューカスタマイズ機能を使用して、この新しいオプションをユーザーが使用できるようにすることができます。
ドキュメントの場合:Webクライアント>コンテンツメニュー>ドキュメント
メールの場合:Webクライアント>コンテキストメニュー>メール
参照とショートカット
アイテムの場所と追加先のフォルダに応じて、次の違いに気付くでしょう。
同じデータベース内のフォルダに追加されたアイテム | 異なるデータベース内のフォルダに追加されたアイテム |
---|---|
アイテムは参照として追加され、アイテムがプロパティパネル(ドキュメントの場合、使用場所の下、電子メールの場合、ファイリング場所の下)に存在するフォルダのリストを表示させることができます。 | アイテムはショートカットとして追加され、実際のアイテムが存在するフォルダのリストは表示できません。 注:アイテムショートカットとは、完全に異なるアイテムまたはオブジェクトであることを意味し、ショートカットプロパティ(説明など)への変更内容は、ターゲットアイテムではなくショートカットのみ変更されます。 |
どのフォルダからアイテムを削除しても、すべてのフォルダからそのアイテムが削除されます。 | ショートカットを削除しても、そのアイテムへのショートカットのみを削除するため、ターゲットアイテムは存在するフォルダからは削除されません。 注:ターゲットドキュメントが削除された場合、ショートカットは削除されず、[プロパティ]パネルには[ターゲット]セクションに対する次のメッセージが表示されます。 |
アイテムをゴミ箱から復元すると、削除前に存在していたすべての場所に復元されます。 | |
アイテムの名前を変更すると、アイテムの名前がすべての場所で変更されます。 | ショートカットの名前を変更しても、ターゲットアイテムの名前は変更されません。 |
参照の場合、複数選択削除が対応しています。 | ショートカットの場合、複数選択削除は対応していません。 |
サーバ側のリファイルが構成されている時、 アイテムが同じデータベース内のフォルダに (参照として) 追加された場合にもメタデータまたはセキュリティにすぐ加えられる変更はありません。ただし、親フォルダのメタデータまたはセキュリティのいずれかが編集された場合は毎回、リファイル操作が発生し、アイテムのメタデータおよび/またはセキュリティをそのフォルダに一致するように上書きされます。 | サーバ側のリファイルが構成されている時、アイテムが異なるデータベースの追加された場合は 、メタデータまたはセキュリティ に変更はありません。 |
複数フォルダから参照を削除する
ユーザーは、プロパティパネルの使用されている場所セクションに移動して場所の隣の X を選択することで複数フォルダで参照されているアイテムを削除できます。
図:参照を削除する