iManage Driveのローカルディレクトリで作業中のファイルが、権限や他の問題が原因でiManage Workに同期されない場合、アプリケーションによりプロンプトが表示されます。例として、iManage Driveのフォルダにファイルを追加しようとしますが、iManage Workのフォルダに対しては読み取り専用のアクセス権しかない場合です。同期問題ダイアログボックスでは、次のような変更が消去されないようにしています。表示されたリストからファイルを選択して他の場所へコピーすること、リストされたファイルの一部、またはすべてを無視すること、1つかそれ以上のファイルを右クリックし、表示されるコンテキストメニューから目的のアクションを選択することなどです。

図:同期問題の管理


同期確認ダイアログボックスを使用して以下のタスクを実行します:

  • 指定先へ全てのファイルをコピー:他のiManage Driveのフォルダまたはマシン上の場所に移動してファイルを保存するダイアログボックスを表示して、コピー済みファイルがハイライト表示されたフォルダを開くことができます。選択された場所にファイルが保存されると、確認メッセージが表示されます。ファイルは解決済みアイテムリストに移動されます。デフォルトで全てのファイルが選択済みです。コピーしたいファイルを選択することもできます。
  • 1つかそれ以上のファイルを選択して右クリックし、コンテキストメニューからオプションを選択します:
    • ドキュメントをコピー:他のiManage Driveのフォルダまたはマシン上の場所にファイルを保存できるダイアログボックスを表示します。ファイルは解決済みアイテムリストに移動されます。
    • ドキュメントを復元同期問題が最初に発生した場所に、ファイルを戻します。このオプションは、最初の同期問題の原因が確実に取り除かれたことが確認できた場合にのみ、使用してください。例えば、フォルダにファイルを追加するのに十分なアクセス権があるなどです。
  • (オプション)表示されたリストからファイルを検索するには、ファイル名の一部を入力しエンターを押します。
  • (オプション)以前にアクションを実行したファイル、またはアクションは必要でないとマークしたファイルを表示するには、解決済みアイテムを含めるを選択します。必要なファイルを探し、全てのファイルをコピー、ドキュメントをコピー、ドキュメントを復元のいずれかを行います。
  • 表示される次のオプションから1つを選択します:
    • 閉じる:リスト内の同期問題がすべて解決され、解決済みリストに移動した場合に表示されます。同期問題ダイアログボックスは閉じます。
    • 60分後に通知:同期問題リストに1つかそれ以上のアイテムがまだ解決済みではない場合に表示されます。
  • すべてのファイルを破棄するを選択すると、「同期問題の表示」ダイアログボックスが閉じます。その後、選択したファイルが現在の場所から削除されます。以下の図が表示されます。
    図:
    同期しているすべての問題を破棄

    ドキュメント変更ログを選択してドキュメント変更ログのダイアログボックスを開くか、閉じるを選択して同期問題のダイアログボックスを閉じてください。
  • また、すべてのファイルを削除したい場合は、次のように選択することもできます注意:「破棄する」を選択した場合、後日ドキュメント変更ログからこれらの情報を取得することができます - 最大7日間ファイル同期問題の管理ダイアログボックスのドキュメント変更ログ オプションにアクセスして、ドキュメント変更ログダイアログボックスにアクセスします。
  • 同期問題の管理ダイアログボックスを閉じるには、オプションを選択します。このダイアログボックスは次回iManage Driveが同期するときに再び表示されます。iManage Drive設定にアクセス > 同期問題の表示を選択すると、そのダイアログボックスに再度アクセスできます。

NOTE:

管理者は、ユーザーが同期問題を解決していない場合、確認を求めるプロンプトを表示して、同期問題ダイアログボックスを再度表示するデフォルト期間(60分)を変更できます。

詳細については、iManage Drive管理ガイド同期問題のオプション および ユーザー設定の構成 のセクション をご参照ください。