iManage Work 10は、以下の種類のフォルダを作成するオプションを提供します:

テンプレートベースのフォルダ(フレキシブルフォルダ)

テンプレートベースのフォルダは、事前定義されたテンプレートを使用して作成されたフォルダです。テンプレートの使用により:

  • 必須のセキュリティおよびメタデータが事前定義されているため、フォルダを簡単に作成できます。
  • グループ向けワークスペース全体に、構造化された作業へのアプローチで一貫した体験を提供します。
  • 文書の保管場所を学習する必要がないため、既存のプロジェクトに貢献しやすくなります。

この機能(フレキシブルフォルダ)はiManage Control Centerで管理者に有効化されていなくてはなりません。テンプレートの有効化と使用の詳細については、iManage Control Centerヘルプのテンプレートセクションを参照してください。

テンプレートベースのフォルダを作成するワークフローは以下の機能により効率化されています:

  • ワークスペース構造全体をより見やすく視覚化:ワークスペースに新規フォルダを追加する時、これからは新しいフォルダ構造作成後のワークスペースのイメージをより明確に理解できるように、すべての追加されたフォルダが見られます。
  • フォルダをすばやく作成して、より重要なタスクに取り掛かれるようにする:もっとフォルダを作成するため個別のフォルダに移動することなく、テンプレートからフォルダを追加する。
  • フォルダへの接頭辞または拡張子の提示:選んだテンプレートに、作成されたフォルダに接頭辞または拡張子を適用する設定があるかどうかを通知されます。
  • ワークスペースのメタデータに基づく テンプレートの推奨:テンプレートセレクターにおける推奨テンプレートカテゴリによる改善されたソートと表示
  • ワークスペース作成に使用されたテンプレートが削除された場合の提示
  • 明確さが増したことを示すフォルダラベル:
      • アクティブ:新規フォルダダイアログボックスを開いた現在のフォルダを示すラベル。
      • 追加されました:フォルダが既にワークスペースに追加されていることを示すラベル。そのようなフォルダには選択、クリアできるチェックボックスがありません。
      • 必須:これらのフォルダがテンプレート内でデフォルトで事前選択されていることを示すラベル。

      • 名前が変更されました:ワークスペースのフォルダ名がテンプレートフォルダ名と異なることを示すラベル。名前が変更されましたラベル上にカーソルをかざすと、テンプレートフォルダの元の名前が表示されます。

        図:フォルダタグ


カスタムフォルダ

事前定義されたテンプレートフォルダが自分の作業と会わないような特定の状況では、カスタムフォルダと呼ばれる独自のフォルダを作成できます。

カスタムフォルダ:テンプレートをベースとしていないフォルダで、テンプレートベースのフォルダが定義または有効化されていなければワークスペース内のどのレベルにも作成できます。
タブ:ワークスペースレベルでのみ作成できる、フォルダと検索フォルダのみの保管に使用されるコンテナです。