ワークスペースを作成する際、ワークスペースの構造を定義することで、ワークスペーステンプレートを使用します。この構造には、コンテナ、その階層構造、および名前が含まれます。

ワークスペーステンプレートを作成する際、次の2つのステップが必要になります:

  1. 基本テンプレートを定義。これは、テンプレートの名前、デフォルトのカスタムプロパティのエイリアス、デフォルトセキュリティなど、テンプレートについての基本情報を定義します。
  2. コンテナ構造を定義。これは、コンテナ構造、その階層構造、および作成の要件を定義します。コンテナ構造の定義に関する情報および作業の流れについては、フォルダ構造を作成を参照してください。

基本テンプレートを定義

1.iManage Control Centerのダッシュボードパネルで設定 > テンプレートの順に選択します。

2.+テンプレートを作成を選択してください。テンプレートを作成ダイアログボックスが表示されます。

図:「テンプレートを作成」ダイアログボックス

3.新しいテンプレート用に次の情報を入力します

表:Add Templates(テンプレートの追加)フィールド

フィールド

詳細

テンプレート名* (必須

これは、テンプレートの名前です。

文字の最大の長さ:254。

特殊文字の使用:*().&-_[]`~|@$%^?:{}!',\#+<>;"=

ユニコード使用可:はい

スペースの使用:はい

詳細

これは、テンプレートの説明です。

文字の最大の長さ:254。

特殊文字の使用:*().&-_[]`~|@$%^?:{}!',\#+<>;"=

ユニコード使用可:はい

スペースの使用:はい

カスタム

(テンプレートフィルタリング用マッチフィールド)

表示されているカスタムプロパティのリストから値を選択します。

注:このフィールドは、グローバル設定でフレキシブルフォルダが有効化されている場合のみ表示されます。

選択した値により、ユーザーがiManage Workクライアントアプリケーション内で新しいフォルダ、タブ、または検索フォルダを作成する際、iManage Workが適切なテンプレートをユーザーに提案できるようになります。このプロパティ値(複数可)を持つテンプレートが、ワークスペース上に適用されたプロパティ値と照合され、新規フォルダダイアログの「推奨テンプレート」の最初に表示されます。

ここで選択するカスタムプロパティのエイリアスが、このテンプレートから作成されたワークスペースに自動的に適用されます。

デフォルトの値はcustom29およびcustom30です。これらのフィールドの詳細については、グローバル設定を参照してください。

ワークスペースの接頭辞/接尾辞

これは、ワークスペースの名前に接頭辞または接尾辞として付与されるカスタムキャプション、つまりテキストです。

詳細については、名前の接頭辞および接尾辞を追加を参照してください。

フォルダの接頭辞/接尾辞

これは、各コンテナ名に接頭辞または接尾辞として付与されるカスタムキャプション、つまりテキストです。

詳細については、名前の接頭辞および接尾辞を追加を参照してください。

セキュリティ

デフォルトセキュリティ

これは、最初からワークスペースに割り当てられているデフォルトセキュリティです。

プライベート:安全なワークスペース:ワークスペースにアクセスできる権限を明示的に付与されているユーザーまたはオーナーだけが利用できます。

公開:非機密のワークスペースはすべてのユーザーが使用可能です。

表示:表示にのみ使用できます。

明示的なアクセス権(ユーザー/グループ)

これにより、変更済みの明示的なアクセス権をユーザーおよびグループが持つことができます。

ユーザーまたはグループを選択します。各ユーザーまたはグループは、新しいアクセス権限を選択することで、自身のアクセスを変更してもらうことができます。

4.作成を選択します。

このテンプレートにフォルダ、検索フォルダ、タブを追加するには、フォルダ構造を作成を参照してください。