リファイルサービスをインストールする手順については、iManage Help CenterのiManage Server管理ガイドを参照してください。
リファイルとは、親コンテナのメタデータやセキュリティのプロパティに変更が加えられた場合、その子フォルダやドキュメントに伝播する機能です。セキュリティとメタデータの伝播は、バックグラウンドの操作でライブラリ全体に行われます。このサービスは、コンテナのセキュリティを変更したり、メタデータのフィールドを変更するなど、よく定義されたイベントから始まります。イベントが開始されると、リファイル操作が自動的に開始され、ユーザーの確認は必要ありません。伝播の間、リファイルのルールに応じてアイテムが更新されます。例えば、制限されたドキュメントは、セキュリティリファイルの影響を受けることはありません。リファイルのルールは、お客様のニーズに合わせてカスタマイズすることができます。例えば、ドキュメントやフォルダのメタデータをリファイルするが、セキュリティのリファイルは行わない、更新する特定のメタデータフィールドを選択し、残りのフィールドを除外する、メタデータのリファイルから特定のコンテナやドキュメントを除外する、などの選択が可能です。
リファイルは、以下の3つの重要な取り組みを行うために設計されています。
- 保存または安全。リファイルは、コンテンツを適切なオーディエンスに確実に届けることができます。
- 過剰な露出は避けてください。リファイルは、セキュリティを継承していないフォルダのセキュリティを変更したり、明示的にアクセスを拒否されたユーザーを昇格させたりすることはありません。
- 疑問があれば、そのままにしておきます。リファイルは、変更内容がリファイルのルールに合わない場合、変更を行いません。
リファイルには以下のような特徴があります。
- iManageのシステム管理者は、組織のニーズに合わせて、セキュリティやメタデータを適用するルールを設定することができます。
- リファイルが行われている間、ユーザーは自身の作業を妨げられることはありません。
- ユーザーがアクセスできるドキュメントだけでなく、ワークスペース内のすべてのドキュメントがリファイルの候補となります。
リファイルサービスについては、以下のトピックで詳しく説明しています。