リファイルのタイプ
次のように、2種類のリファイル操作があります:
メタデータ:リファイル対象のメタデータフィールドのみに影響を与えます。メタデータをリファイルする間、これらのカスタムフィールドが、親コンテナと合うように調整されます。メタデータをリファイルすることで、ユーザーは検索を通して簡単にコンテンツを読み込むことができるようになります。
NOTE:
- クラスとサブクラス以外のすべてのメタデータ・フィールドは、ワークスペースからコピーされます。クラスおよびサブクラスは、直接の親フォルダからコピーされます。
- ワークスペースまたはフォルダのメタデータを変更する場合、メタデータイベントがトリガーされると、メタデータリファイル操作はオブジェクトのすべての適格なメタデータフィールドを更新します。したがって、各リファイル対象メタデータフィールドは、変更されていない可能性のあるフィールドも含めて更新されます。たとえば、ワークスペースのメタデータフィールドcustom3に変更が加えられた場合、ドキュメントのすべてのリファイル対象フィールド(custom1からcustom30の可能性がある)が更新される可能性があります。この結果、文書のメタデータフィールドは、ワークスペースのタデータ値と整合します。
- セキュリティ:デフォルトのセキュリティと、アイテムへのアクセス権限を持つユーザー/グループのリストに影響します。セキュリティー・リファイルの間、アイテムのセキュリティーは親コンテナに合わせられます。セキュリティをリファイルすると、許可されているチームやユーザーのみがアイテムを閲覧し、それにアクセスできるようになります。セキュリティは、セキュリティを継承するフォルダ内のアイテムに対してのみリファイルされます。
各リファイルタイプは独立したイベントであり、そのタイプに対してのみ影響を与えます。たとえば、セキュリティー・リファイルはセキュリティー関連のフィールドにのみ影響し、メタデータを変更することはありません。イベントは個別に有効にされます。
NOTE:
- リファイル操作の間、(チェックアウトされているため)現在ロックされている文書を処理することはできず、チェックイン後でも、最新のセキュリティおよびメタデータプロパティが適用されません。親ワークスペースまたはフォルダのメタデータあるいはセキュリティがさらに更新された場合、さらにリファイル操作が開始され、その時点で文書が更新されます。
- 宣言済み記録文書は、セキュリティの場合は処理されますが、メタデータの場合は処理されません。詳細については制限された安全なドキュメントを参照してください。
Shareフォルダおよびショートカットは処理されません。
重要:セキュリティアップデートのためにリファイルサービスを使用する際の注意点
。
iManage Workは、ユーザーが複数のアイテムのユーザー/グループの権限の編集を一括で更新できるようにします。この機能は、バルクセキュリティアップデートといいます。この機能の詳細については、ワークウェブオンラインヘルプを参照してください。
iManage は、貴方の組織が達成しようとしている目標によって、 バルクセキュリティアップデートまたはリファイルサービスのセキュリティ更新機能のいずれかを有効にすることをお勧めします。両方の機能を同時に有効にすると、ユーザーのバルクセキュリティアップデートがリファイルサービスによって上書きされたり、その逆が発生する可能性があります。
リファイルサービスとバルクセキュリティアップデートを同時に有効にすると、機能が競合する可能性があります。例えば、ユーザーは新しいバルクセキュリティアップデート機能を使って3つのドキュメントを選択し、これらのドキュメントに新しいセキュリティを適用した場合。組織内でリファイルサービスも同時に有効になっている場合、リファイルサービスはこれらのドキュメントのセキュリティが親フォルダのセキュリティと一致しないことを検出し、セキュリティを再度更新します。 これにより、ユーザーがこの前適用した変更が上書きされます。
次の表は、セキュリティアップデートがリファイルサービスとバルクセキュリティアップデートでどのように機能するかについての詳細な説明です。
表:リファイルサービス対バルクセキュリティアップデート
バルクセキュリティアップデート | リファイルサービス | |
---|---|---|
セキュリティ更新のイニシエータ | エンドユーザー | イベント駆動サービス。 |
によって実行されるセキュリティ更新 | エンドユーザーがフルアクセスできるファイルに対して行うセキュリティ更新。 | ライブラリ内のすべてのコンテンツに対するセキュリティアップデートを許可するには、リファイルサービスアカウントをNRTADMINアカウントで実行する必要があります。 |
監査で追跡されたセキュリティ変更 | セキュリティアップデートはエンドユーザーによってトリガーされるため、変更はエンドユーザーがフルアクセスできるドキュメントにのみ適用されます。 | 変更はAdminユーザーとして、リファイルサービスを使用して行われます。 |
セキュリティルール | エンドユーザーはきめ細かなコントロールが可能で、一括操作の最初にオプションを選択できます。提供されるオプション:
| バックエンドでオプションを設定することで、管理者はセキュリティの適用方法 を決定できます詳細については、 リファイルの設定 - iManage Control Centerを参照してください。 |
セキュリティとメタデータの変更。 | 選択したファイルのセキュリティのみを更新します。 | メタデータ、セキュリティ、またはその両方を更新するように設定できます。 |
セキュリティ変更の影響を受けるファイル数 | ユーザーによって選択されるファイル数に依存します(最大 5000ファイルを選択可能)。 | フォルダ内のすべてのファイルに適用されます。 |
影響を受けるオブジェクト (ファイル/フォルダ/ワークスペース) | ユーザーがセキュリティアップデートのために選択したファイルにのみ適用されます。。 | イベント駆動型なので、ワークスペースのセキュリティ更新は、ワークスペース内のすべてのフォルダとファイルに影響します。 |
通知 | エンドユーザーにはレポートが提供されます、レポートはプロスせ終了時に提供されます、レポートには 成功、スキップ、または例外を含みます。 | エンドユーザーへの通知はありません。 |
詳細は参考リンクを参照してください。 |
NOTE:
バルクセキュリティアップデート機能を無効にする方法:
iManage Control Centerでワーククライアント > Web クライアント > コンテキストメニューを開く。コンテキストメニューカスタマイズ画面で、ドキュメントメニューとメールメニューの両方からユーザー/グループ権限の編集メニュー項目を削除しする。変更を保存した後、ユーザは複数のアイテムのセキュリティを編集できなくなります。
りファイルサービスのドキュメントセキュリティアップデート機能を無効にする方法:
iManage Control Centerで設定 >りファイル >ターゲットライブラリ> セキュリティ >編集 を選択して> りファイルセキュリティ をNoに設定する。> 次へ(変更不要) > 次へ(変更不要) > 終了。