付録B:Work for Officeオフラインモードについてよくあるご質問
Work for Officeのオフラインモードのアーキテクチャはどのようなものですか?
オンライン(DMSに接続している)状態で文書を開く(暗黙的にチェックアウト)たびに、その文書はローカルの %appdata%\iManage\Work\Recent\フォルダーに保存されます。文書を閉じるか、保存と同期オプションを使用すると、文書はDMSに同期されます。 この後、オフラインモードでローカルコピーを編集または表示できます。
オフライン文書はどのように保存されますか?デフォルトの保管ロケーションを変更できますか?
オフライン文書は%appdata%\iManage\Work\Recentフォルダに保存され、変更することはできません。
オフラインで文書を入手するにはどうしたら良いでしょうか?文書には「チェックアウト」のマークが付きますか?
文書をオフラインにするためには、ネイティブアプリケーションで開くか、iManage Workクライアントからオフラインにするまたはチェックアウトを選択します。ただし、ネイティブアプリケーションで開いたiManage Workの文書は、暗黙的にサーバーからチェックアウトされ、後でオフラインでアクセスできるように%appdata%\iManage\Work\Recentに保存されます。
オフライン文書をどのようにしてサーバーと同期しますか?
ネイティブのMicrosoft Officeアプリケーションのオフライン表示パネルでは、変更の保存やiManage Workクライアントからチェックインする前に、オフライン文書のサーバーへのアップロードや、編集するために開くことができます。
オンラインからオフラインにネットワークを変更するとシステムはどのような反応をしますか?
Work for Officeは、ネットワーク状態の変化を自動的に検知し、それに応じてオフライン操作を行います。例えば、ファイルを開くとオンラインで開くダイアログボックスの代わりに、[オフライン]で開くダイアログボックスが表示されます。Officeリボンがネットワーク状態の変化を反映するように更新されます。オフラインモードで操作ができない場合は、接続ボタンが赤く表示され、他のボタンはグレー表示されます。
アプリケーションインテグレーションを介さずローカル文書の保存先から直接文書の編集を行う場合、どのようになりますか?例えば、 %appdata%パスに移動して文書を開いた場合はどうですか?
Work for Officeは、最近使用した文書の一覧から、文書を開いた場合と同じように処理します。パスは %appdata%\iManage\Work\Recentである必要があります。
オフラインで作業している場合に使用できるオプションは何ですか?
オフラインでの作業中に、ローカルドライブに保存されている文書を検索して開き、文書を変更して、その変更内容を新規文書、新しいバージョン、または既存の文書の上書きとして保存できます。
次にインターネットに接続するとどうなりますか?
次回のオンライン作業時には、オフライン表示パネルが自動的に開き、オフライン作業時に使用したすべての文書一覧が表示されます。その後、以下の選択をすることができます:
さらに編集するためにファイルを開きます。
一覧にあるすべての文書、または各文書を個別に、DMSサーバーに変更をアップロードします。
文書をサーバーにアップロード中、起こり得るエラーの原因はどのようなものですか?
オフラインモードで利用できる状態で文書が修正されたが、暗黙的にサーバーからチェックアウトされていない場合、文書をオンラインで変更してサーバーに保存しようとすると、競合が発生する可能性があります。この場合、文書を新しいバージョンとして保存するか、新規の文書として保存するかを選択することができます。